こんにちは春日部デンタルクリニック院長の佐野です。「虫歯は削る必要がないと判明」というインパクトのある記事があったので読んで見ました。シドニー大学の研究で削って詰め物をするグループとオーラルケアというフッ素塗布やシュガーコントロールをするグループに分けて虫歯の経過を観察したそうです、するとオーラルケアのグループの方が虫歯の減少率が高く、無理に削らなくても良いという結論になりました。
ただ小さな虫歯に限られたことで大きく穴が空いてしまった虫歯は従来通りの方法で治した方が良いとのことです。

インターネットに限らず、テレビなどのメディアの表現はインパクトを出すため大げさなものが多いので誤解を招きやすいです。
初期虫歯があったら早期に治療が遠い昔の歯科の常識でしたが、お口の中の環境が改善されて適切に口腔のケアがされていれば急激に虫歯が進行することは無いと言うことを言っているのだと思います。個人的には、お手入れのし難い歯と歯の間は初期でも穴が空いていたら治療した方が良いと思います。ただお口の中の環境が常にバイ菌に晒されている方は虫歯の進行ももちろん早くなるのでご注意を。