ホワイトニングについて

白く美しい歯で、輝く笑顔を取り戻しましょう。

歯には食べ物・飲み物などの色素やタバコのヤニなどが付着して、自然と色がついてしまいます。
また、加齢による変色や全身疾患に由来する変色などが原因になることもあります。それは通常の歯みがきではパーフェクトに落とすことはできません。

ホワイトニングは、ご自身の「歯」そのものを漂白し、歯本来の白さや透明感を引き出すものです。
白く輝く歯は表情や笑顔に輝きを与え、清潔感や若々しさもアップしますので、お顔の印象がかなり変わってきます。

※差し歯やつめ物などの人工歯は漂白されません。

ホームホワイトニング

春日部デンタルクリニックでは、ご自宅でも簡単にできる「ホームホワイトニング」を行なっています。オフィスホワイトニング(歯医者さんで行うもの)よりも効果が長持ちし、歯の表面だけでなく全体に薬剤を浸透させるため、自然な白さにすることができます。
ホワイトニングのジェルは、アメリカで信頼性の高い「オパールエッセンス」を使用しています。

オパールエッセンスとは

オパールエッセンスは、アメリカの歯科材料メーカー「ウルトラデントプロダクツインク」が開発したホワイトニングシステムです。ホームホワイトニングはご自宅で行うホワイトニングですが、歯科医院専売製品のためジェルの購入には診察が必要です。

オパールエッセンスの特長

ホームホワイトニングには、過酸化尿素10%の粘性のあるジェルを使用します。過酸化尿素は薬局などで目にする消毒液でも使用される薬品であり、私たちの生活の中でも身近なものです。
ご自宅でホームホワイトニングを行うためには、まずクリニックで、ご自身の歯列に合わせたオーダーメイドのホワイトニングトレイ(マウスピース)を作成します。そのトレイの中にジェルを入れ、10%のジェルの場合、約2週間・1日1時間を目安にケアを行います。20%のジェルの場合には1日30分が目安となります。

オパールエッセンス
  • オパールエッセンス・システムは他社の薬剤と比較してホワイトニングジェルがトレイからもれにくい
  • PF(硝酸カリウムとフッ化イオン)が配合されているため、ホワイトニング中に起こりやすい知覚過敏を緩和する

ホームホワイトニングのメリット・デメリット

メリット

  • 好きなとき、好きな場所でホワイトニングができる
  • 薬剤をじっくり浸透させていくため、オフィスホワイトニングに比べて白さが長持ちする
  • 2回目以降のホームホワイトニングでは前回作ったマウスピースが使えるので長期的なコストを抑えられる

デメリット

  • 即効性が低いため、毎日行う必要がある
  • 白さの実感には2週間以上かかる

ホームホワイトニングの流れ

ホワイトニングに関するおことわり

ホワイトニングに先立って、虫歯の治療・歯周病検査・歯のクリーニング(すべて保険診療)が必要となります。ホワイトニングはご自身の歯のみに作用しますので、つめ物やかぶせ物は白くできません。ホワイトニング後、ご要望の場合はつめ直しやかぶせ直しを行います。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニング標準料金(税込)
ホームホワイトニング(全顎)33,000円
ホームホワイトニング(片顎)22,000円
追加ジェルセット10%(4本)4,400円
追加ジェルセット35%(2本)3,300円
ホワイトニングは自費診療(自由診療)です。

カウンセリング

ホワイトニングについての基礎知識、注意事項などの説明をします。

STEP
1

診査・診断

必要に応じてレントゲンを撮影し、歯や歯肉の状態を診査します。

STEP
2

歯石除去・PMTC・虫歯があれば先に治療

ホワイトニングをより効果的にするために、歯のクリーニングを行います。
また、虫歯などがあれば先に治療を行います。

※PMTC:Professional Mechanical Tooth Cleaning
歯科医師・歯科衛生士によって機械的に行われる歯の清掃・研磨のことで、虫歯や歯周病を予防する効果の高いクリーニングです

STEP
3

専用トレー(マウスピース)を作成

オーダーメイドの専用トレーを作成します。専用トレーにはホワイトニングジェルが流れ出しにくい "くぼみ" がついていて、歯肉を守りながらホワイトニングを行うことができます。

STEP
4

ご自宅でホワイトニング

専用トレーにジェルを適量入れる

歯の大きさや形には個人差があり、ジェルの必要量もお一人おひとり異なるため、トレーのお渡し時に目安量をご説明します。

鏡を見ながらジェルを入れた専用トレーを装着

歯肉や粘膜にジェルが付着しないように、鏡を見ながらトレーを装着します。歯以外にジェルが付いてしまった場合、痛みや白濁の原因となることがありますので、すぐにふき取ります。

トレーを外し、歯の表面に残ったジェルを歯ブラシで除去

所定の装着時間が経過したら、手や衣類にジェルが付かないように気をつけながらトレーを外します。歯の表面にジェルが残るので、歯ブラシでかき落とすようにジェルを落とします。歯ブラシには特に何もつけず、表面を清掃してください。

トレーのお手入れ

トレー内にジェルが残りやすいため、水を流しながら歯ブラシでジェルをかきだします。この時、お湯や洗浄剤は使用せず、洗浄後は清潔な環境で乾燥させて保管します。

STEP
5

メインテナンス

2~3カ月に1度、PMTCを受けるとホワイトニングの効果が維持できます。

STEP
6

ウォーキングブリーチ

ウォーキングブリーチ(失活歯のホワイトニング)は、外傷や大きな虫歯などによって神経がなくなった歯(失活歯)が変色した場合に行うホワイトニング法です。
神経をとった歯の変色は、歯の内部に原因があります。内側から原因を除去して白くするウォーキングブリーチは、歯の外側から白くするオフィスブリーチやホームブリーチよりもホワイトニング効果が高いことが大きなメリット(特長)です。
※神経をとってしまった歯は、もろくなっていますので、残っている歯の状態によっては「かぶせ物」の方が望ましい場合もあります。

歯を指さす女性

メリット

  • 歯を削らずに白くすることができる
  • かぶせ物にするよりも安価

デメリット

  • 神経をとった歯にしかできない
  • 後戻りをすることがある
  • どこまで白くなるかは行なってみないとわからない
  • 自費診療(保険適用外)の治療

ウォーキングブリーチ

ウォーキングブリーチ 標準料金(税込)
ウォーキングブリーチ(1歯 / 1回)2,200円
自費診療(自由診療)個人差がありますが通常2~3回(約1~2カ月)程度必要です

ウォーキングブリーチの流れ

ウォーキングブリーチに関するおことわり

ウォーキングブリーチに先立って、虫歯の治療・歯周病検査・歯のクリーニング(すべて保険診療)が必要となります。
ウォーキングブリーチはご自身の歯のみに作用しますので、つめ物やかぶせ物は白くできません。

カウンセリング

ウォーキングブリーチについての説明をします。

STEP
1

診査・診断

必要に応じてレントゲンを撮影し、歯や歯肉の状態を診査します。

STEP
2

処置

ウォーキングブリーチの治療では、歯の裏側や噛む面のつめ物を取り除き、根管治療の際に歯の内部に入れた薬を取り除いて、ホワイトニング剤(漂白剤)を入れます。

STEP
3

ウォーキングブリーチ

1~2週間ごとに内部の漂白剤を交換し、通常、数回の治療で色調を改善することができます。

STEP
4

補綴治療

ウォーキングブリーチで十分に歯が白くなったら、内部の漂白剤を完全に取り除き、歯の裏側(前歯)や歯の噛む面(奥歯)の穴をつめ物で封鎖して治療が完了します。

STEP
5

それぞれのホワイトニングのメリットとデメリット

さまざまなホワイトニングの方法から、ご自身に合ったものをお選びください。スピード・持続性・費用など、ご希望やライフスタイルに合わせて、最も合う方法が見つかるようにサポートいたします。
まずは、お気軽にご相談ください。

メリットデメリット
ホームホワイトニング自然な白さになる
効果が長持ち
通院回数がかかる
自分で続けなければならない
ウォーキングブリーチ歯を削らずに白くできる神経を取った歯にしかできない
ホワイトニング

ホワイトニングのよくあるご質問

時間はどのくらいかかりますか?

オフィスホワイトニング
説明・準備などの時間を含めて2時間程度1回で終了します。

ホームホワイトニング
1回につき2~6時間を2週間程度、ご自宅で行なっていただきます。

※薬剤の種類などにより異なります。

どのくらい白くなりますか?

変色の原因・程度・歯の質により個人差がありますが、元の歯の色合いから徐々に白くなり、輝きます。2~3シェード白くなります。
ただし、つめ物やかぶせ物の色はホワイトニングでは変えられません。

※シェード:歯の白さの指標となるもの。 一般的な日本人であれば「A3」

ホワイトニング後、歯の白さはどのくらい持続しますか?

ホワイトニング前の色には戻りませんが、残念ながら永久には持続しません。
一般的にオフィスホワイトニングでは、2週間ほどで2シェードくらい戻り、その後は緩やかなペースで再着色していきます。ホームホワイトニングでは、オフィスホワイトニングよりもゆっくりと再着色していきます。ただし、歯の性質や生活習慣により個人差があります。白さを維持するためには、定期的にタッチアップ(追加のホワイトニング)することをおすすめします。

オフィスホワイトニング
3~6カ月に一度

ホームホワイトニング
2~3年に一度

定期的なPMTCや、自宅でのホワイトニング効果のある歯みがき剤の使用でより長く維持できます。

痛みはありますか?

ホワイトニングにより知覚過敏が発生することがあります。
たいてい一過性のものです、すぐに治まると思います。

誰でもホワイトニングは受けられますか?

基本的に20歳以上の方が対象です。
また以下の方はホワイトニングを受けることができません。

妊娠中や授乳中の方
安全性が確認されていないため、控えた方がよいとされています。

無カタラーゼ症の方
ホワイトニングの薬剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素を持っていないので、飲み込んでしまった場合は問題が生じるためできません。

エナメル質形成不全や象牙質形成不全の歯がある方
歯の成長過程でエナメル質や象質が十分に発展できない状態の歯がある方は、このような歯にホワイトニングを行なった場合は効果が期待できないほか、歯髄に刺激を与える可能性があるため禁忌です。

虫歯や中~重度歯周病の歯がある方
症状を悪化させてしまうため、治療を優先させます。

ホワイトニングは安全ですか?

ホワイトニングに使用する薬剤は過酸化水素、もしくは過酸化尿素といって過酸化水素を弱酸性に調整したものです。
ホームホワイトニングで使用するホワイトニングジェルは過酸化尿素10%です。過酸化尿素は薬局などで目にする消毒液でも使用される薬品であり、私たちの生活の中でも身近なものです。

ホワイトニングは歯を痛めませんか?

ホワイトニングで一時的な知覚過敏になることがありますが、歯の寿命が短くなるということは聞いたことがありません。歯にダメージを与えることはないと考えられています。

なぜ歯は変色するの?

変色には外因性・内因性また、加齢や遺伝といった原因があります。

外因性着色

  • 食品に含まれる色素が歯の表面に付着する(コーヒー・赤ワイン・カレーなどの色素の濃いもの)
  • タバコのヤニ
  • イソジンなどの特定の含嗽剤の継続的使用

内因性着色

  • 歯の神経が死んでしまった場合
  • 薬剤の副作用(テトラサイクリン系)
  • 乳幼児における病気

加齢に伴う黄ばみとDNAによる強い黄ばみ

矯正中はホワイトニングできますか?

矯正装置が付いている場合、ホワイトニングはできません。

ホワイトニング前のクリーニングは必要ですか?

ホワイトニングは歯の表面から薬剤を作用させるため、歯面の状態により効果に影響を及ぼします。例えば歯石・プラーク・タバコのヤニのように、歯にはさまざまな沈着物が付いています。すると薬剤はまずそれらの沈着物に作用してしまいます。そのため、当院ではホワイトニングをより効果的・安全に行うために歯のクリーニング(PMTC)を実施します。

診療のご予約はこちら

口腔内のお悩みや、お口のことで気になることがあれば、
春日部駅東口隣の歯医者「春日部デンタルクリニック」にご相談ください。
当院では「患者さまへのご負担が少ない治療」を心掛けています。