飛行機と歯の痛みの意外な関係

飛行機

こんにちは。 春日部デンタルクリニックです。

12月19日は「日本人初飛行の日」です。
年末年始の旅行や帰省で飛行機に乗る予定の方も多いと思いますが、「耳がキーンとした」「歯がズキッと痛んだ」といった経験をした方もいるのではないでしょうか。
今回は、空の歴史とあわせて「なぜ飛行機で歯が痛くなるのか」についてお話しします。

日本の空の歴史はここから始まった

1910(明治43)年12月19日、東京・代々木錬兵場(現在の代々木公園)で、日本人による初めての飛行が成功しました。
操縦したのは徳川好敏工兵大尉で、約4分間、高度70m・距離3000mの飛行に成功したと記録されています。
その5日前にも試験飛行を行なっていましたが、公式な予定日ではなかったため「滑走の勢いで誤って離陸した」と報告されたそうです。
ここから日本の航空史が始まり、現在では世界中の空を飛行機が行き交う時代になりました。

飛行中の歯の痛みはなぜ起きる?

飛行機に乗っているときに歯が痛くなる原因は 気圧の変化です。
飛行中は気圧が急に低下するため、体内の空気が膨張しやすくなります。歯の内部に空気が残っていたり、神経に圧力がかかったりすると痛みが生じることがあります。
特に以下の場合は痛みが出やすいといわれています。

  • 虫歯がある
  • 治療途中で仮詰めのままになっている
  • 詰め物や被せ物のすき間に空気が入り込んでいる

健康な歯や適切に治療された歯ではほとんど起こりませんが、歯に虫歯などの問題があると飛行中の気圧の影響を受けやすくなります。

飛行前に歯の状態をチェックしよう

もし飛行中に歯が痛くなった場合は、無理に我慢せず、到着後に早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
また、治療の途中で飛行機に乗る予定がある場合は、事前に歯科医院へ相談しておくと安心です。状況に応じて応急処置や鎮痛剤の処方など対応してもらえます。

安心して空の旅を楽しむために

飛行機による歯の痛みは、急激な気圧変化によって歯の内部が影響を受けることで起こります。
虫歯や治療途中の歯があると痛みが出やすいため、事前に歯科医院を受診して問題がないかチェックしましょう。
当院では、定期的な歯の検診を行なっています。年末年始の旅行や帰省前に、歯の健康に関して不安なことがありましたらお気軽にご相談ください。

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