こんにちは。
春日部デンタルクリニックです。

1月12日は「スキーの日」です。
この日は、1911年にオーストリアのテオドール・フォン・レルヒ少佐が日本で初めてスキーを教えた日として知られています。
この日をきっかけに、ウインタースポーツが日本に広がりました。
スキーやスノーボード、アイススケートといった冬ならではのアクティビティを楽しむ方も多いのではないでしょうか。

今回は万が一、歯が折れてしまったときの対応についてお話しします。

ウインタースポーツの思わぬリスク

楽しいウインタースポーツですが、転倒や衝突など、思わぬケガのリスクもあります。
たとえば、海外の有名サッカー選手デビッド・ベッカムも、スノーボードに初挑戦した際に前歯を折るというケガをしたことがあります。
こうした出来事は、どんなに気を付けていても誰にでも起こり得ます。
特に歯のケガは予想外の場面で発生することが多く、対応の仕方を知っておくことが大切です。

歯が折れてしまったらどうする？

歯が折れたり欠けたりしてしまった場合、以下の手順で対応しましょう。

落ち着いて状況を確認

まずはお口の中の出血や痛みの具合を確認し、可能であれば折れた歯や欠片を探します。

折れた歯を保管する

折れた歯が見つかった場合は、乾燥しないように保管することが重要です。
生理食塩水で浸し保管しましょう。
もしも手元に生理食塩水がない場合は、スポーツドリンク、コンタクト保存液、牛乳などでも代用できます。
一方、水道水は浸透圧の影響で歯にダメージを与える可能性があるため避けるようにしましょう。

できるだけ早く歯科医院へ

患部を無理に触らず、早めに歯科医院で診てもらうことが大切です。
適切な治療を受けることで、歯を修復できる可能性が高まります。

冬のアクティビティも歯のケアを忘れずに

スキーやスノーボードは楽しい冬のアクティビティですが、歯をケガしてしまうリスクもあることを忘れないでください。
万が一の際には、慌てず適切に対応することが大切です。
歯の健康を守りながら、冬のスポーツを存分に楽しみましょう！