お子さまのおやつの選び方と食べ方

こどもとおやつ

こんにちは。 春日部デンタルクリニックです。

お子さまのおやつについて、「欲しがるときにあげてもいいの?」「時間を決めた方がいい?」「何をどの程度あげればいいの?」と悩んでいませんか?
そこで今回は、お子さまのお口の健康を守るために、「おやつの選び方と食べ方」についてお話しします。

おやつは大切な「間食」

成長期のお子さまは一度に食べられる量が少ないため、おやつは食事ではとりきれない栄養を補う「間食(補食)」の役割を持ちます。おやつは単なるお楽しみだけではなく「第4の食事」として、栄養バランスを考えて選ぶことが重要になります。

おやつ選びのポイント

おやつと聞くとスナック菓子や甘いお菓子を思い浮かべるかもしれませんが、幼児期から小学校に上がる頃のお子さまには、不足しがちな栄養素を補えるものを意識して与えましょう。

おすすめのおやつ

素材そのものの甘みを活かしたもの
さつまいも・かぼちゃ・果物などは、自然な甘みがあり、ビタミンやミネラル、食物繊維を摂取できます。

エネルギー補給に適したもの
おにぎり・パン・お餅などは腹持ちが良く、活動量の多いお子さまにぴったりです。

  • カルシウム(牛乳・ヨーグルト・チーズ):丈夫な歯を作るのに役立ちます。
  • ビタミンA(にんじん・かぼちゃ):歯の表面を守るエナメル質の形成を助けます。
  • ビタミンC(キウイ・イチゴ):カルシウムの吸収をサポートします。

キウイなどの酸が強い食材は、食べ過ぎに注意し、食後に水でお口をすすぐことをオススメします。

避けたいおやつ

  • 砂糖を多く含むもの(チョコレート・キャンディ・ケーキなど)
  • 歯にくっつきやすいもの(キャラメル・グミ・ソフトキャンディなど)
  • 長時間お口に留まるもの(飴・ガムなど)

これらは虫歯のリスクを高めるため、頻繁に与えるのは避けましょう。

虫歯予防のために

虫歯予防のためには、食べ方の工夫や食後のケアも重要です。

食べ方の工夫

おやつは時間を決めて、食事と同じように「食べる時間」を意識し、お皿に取り分けて「おかわりなし」のルールを作ると食べ過ぎを防げます。
だらだら食べ続けることは避け、食べ終えたらお口をすすぐ習慣をつけましょう。

歯みがきを習慣に

食べた後はできるだけ歯みがきをし、虫歯の原因となる汚れを取り除きましょう。特に寝る前の歯みがきはしっかりと行うことが大切です。
当院では、お子さまの歯の健康を守るための「フッ化物塗布」などの虫歯予防処置も行なっています。
おやつの選び方や食べ方について不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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